日産自動車は24日、モーターだけで駆動する独自のハイブリッド技術「eパワー」を搭載した主力ミニバン「セレナ eパワー」を来春発売すると発表した。eパワーを搭載するのは2016年11月に部分改良して発売した小型車「ノート」に続き2車種目となる。発売に先立ち、27日に開会する東京モーターショーで公開する。

パワーはエンジンを発電だけに使い、車載電池にためた電気でモーターを駆動させて走る独自のハイブリッド技術。電気自動車(EV)のような加速性能と低燃費が特徴で、第1弾となったノートが16年11月に日産車として30年ぶりに国内月間販売首位を獲得する原動力になった。
帝国経済興信所 経済部 岩田