13日朝方の東京商品取引所で原油が続落して始まった。取引の中心である2017年3月物は前日の清算値と比べ520円安い1キロリットル3万2600円で寄りついた。産油国が減産で足並みをそろえるのは困難との見方があらためて広がり、売りが先行している。米石油協会(API)が日本時間13日早朝に発表した週間の石油統計で原油在庫が270万バレル増加したことも重荷になっている。