ビール系飲料の6月の販売量は前年同月に比べ最大2割弱減った。6月1日に酒類の安売り規制が施行され、値上がりを見越した駆け込み需要の反動が出た。主な製品が1割近く値上がりしたことを受けて、購入を手控える動きもあった。

6月の大手4社の販売数量はそれぞれアサヒビールが11%、キリンビールが16%、サントリービールが4%、サッポロビールが3.5%減少した。

帝国経済興信所  社会部  田中